第16回パイオニアカーサウンドコンテスト参戦記
今年もこの日がやってきた。
1年に一度全国オーディオショップが、日本一を掛けて熱く燃える
Hi-Fiサウンドコンテストの最高峰「パイオニアサウンドコンテスト」。
地方イベントとは全く違う会場の雰囲気だ。
2日間の熱い戦いがスタート。
このコンテストは入場時に審査順番を決めるクジ引きから始まる。
「審査の順番なんてどこでも一緒」と思うかもしれないが、意外と重要なのだ。
もちろん過去の上位入賞車で、早い順番で審査をした車もあるので
エントラントの気持ちの問題だったりもするが、審査は中盤以降がうれしい。
会場内はクジの番号順に車輌が並べられる。今年は過去最多の260台がエントリーされた。
こちらが審査をしていただく著名なオーディオ評論家の方々です。
審査開始。
クジの結果は32番なのでまずまずの順である。
(カロッツェリアXディーラークラスは参加台数60台弱)
審査は4台ずつのグループに分けられ、グループをポールで区切り、エンジン
OFFの状態で変圧器を使用して行われる。
審査終了。
審査員とエントラントとの会話は一切できないので、審査中はただただ
見守るだけ。
あとは表彰式を待つのみだ。
緊張感漂う結果発表からスタートのはずが、審査が大幅に長引き、表彰式後に
予定されていた食事会からはじまるという異例の展開だった。
今回、かつてないほどのハイレベルな戦いが繰り広げられたことを象徴する
出来事で、このコンテストがいかに厳正な審査で行われていたかがわかる。
いよいよ表彰式の始まり。
表彰されるクラスは「内蔵アンプシステムクラス」、「ピュアアンプシステムクラス」
そして最高峰「カロッツェリアXシステムクラス」の順である。
ついに「カロッツェリアXシステムクラス」の発表。緊張感もピークに達する時だ。
まずは10位、9位、8位と段々と上位4位までが呼ばれていく。
4位までには呼ばれなかった。ここで喜んでは居られない。残す発表は
3台だがこの3台に入っている保障はない。
そして3位発表。あ!呼ばれた、「ふぅ・・・」緊張の糸がプツンと切れた。
ステージに上がり恒例のガッツポーズ!
2位はアンティフォン松居さん、優勝はクァンタム土屋さんでした。
仲間で表彰台を独占でき非常に嬉しい反面優勝を逃がし悔しいのも事実。
惜しくも3位という結果を頂きましたが、今回嬉しい結果もありました。
なんと優勝のクァンタムBMWにもM&MデザインのRCAケーブルと
スピーカー線が使用されているという事です。
結果、M&Mデザインのケーブル性能の高さが実証されたのです。
最後になりますが、第16回パイオニアコンテストを主催して下さった
パイオニア ならびにスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
そして、参加された方々お疲れ様でした。
来年も熱い戦いをぜひ楽しみましょう!!